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医局に所属する医師が教える!医局のデメリット・メリットと入局する医局を選ぶポイント3選

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この記事を書いた人
  • 8年目眼科医
  • 地方大学病院勤務のフルタイムワーカー
  • 第1子出産後に眼科専門医試験合格
こんな方にオススメの記事です
  • 後期研修医先や入局先を悩む先生
  • 医局に入っている女医ママ
  • 医局に入らずキャリアを積む女医ママ
目次

医局って?

医局とは大学病院やその附属病院に所属し、臨床・研究・教育を行う講座のことです。

初期研修終了後、後期研修先として大きく分けて医局に入局するか?市中病院に就職するか?

の二択になると思います。

医局に入局した際の生活・デメリット・メリットがあるのかなど女医ママ目線で解説します。

ちばぽん
ちばぽん

これから入局される先生は全く想像つかないですよね。

また医局に所属されている先生は共感できる内容でしょうか。

医局に所属するメリット・デメリット

医局に所属するデメリット
医局に所属するメリット
  • お給与が安い
  • 医局ならではの業務がある
  • 人事異動
  • 専門医試験受験資格を獲得しやすい
  • 産休・育休後も復職しやすい
  • 経験を積むことができる
  • 失業するリスクは低い
  • 留学するチャンス

大変なイメージを思い浮かべがちな医局ですが、メリットもあるんです。

医局に所属するデメリット

お給与が安い

大学はお給与が破格に安いです。

給与の面は全く期待できません。

基本給も安く時間外業務等を行っても手当はほとんど付きません

お給与の高さを求めるならば、市中病院への就職の方が良いと思います。

ただし、病院によっては大学病院と市中病院そこまで給与が変わらないという意見もありました。

医局ならではの業務がある

医局業務の例
  • 医局内の勉強会
  • 医局旅行や打ち上げ等のイベント
  • 学会発表や論文作成

医局に所属すると上記のような業務が出てきます。

勉強会やイベントなどで土日も返上なんてことも珍しくありません

日常業務以外にこれらを行うわけですから、本当に忙しいです。

人事異動

医局に所属する最大のデメリットだと思います。

医局人事により自分の勤務先が急に変わったり希望する勤務先に勤務できない場合があります。

家族や子供がいると、急な人事異動は本当に困りますよね。

医局入局せずに市中病院で働く場合、自分で就職先を選ぶことになりますので

人事異動のストレスはないと思います。

医局に所属するメリット

専門医試験受験資格を取得しやすい

診療科により異なりますが、診療科や後期研修プログラムにより市中病院だけでは

専門医試験受験資格が満たせない場合があります。

市中病院勤務の場合に専門医試験受験資格が満たせない場合

期間限定で大学病院に勤務するなど調整をとる場合があります。

医局に入局すれば、その調整をとる必要がありません。

産休・育休後も復職しやすい

ちばぽん
ちばぽん

医局の先生方にはいろんな場面で助けてもらってます。

頭が上がりません。

女医ママさんにとっては重要ポイントですよね。

お子さんの体調不良等で女医ママが急に欠勤しなければならない日は必ず出てきます。

市中病院は最低限のスタッフの人数で運営している病院も少なくありません。

ですが医局は人数が十分な病院が多く

女医ママ急な欠勤時の仕事の代わり等も何とか対応をとってもらっています

人員が十分であり産休・育休後も時短勤務非常勤勤務等も選択の余地があり復職しやすいです。

もちろん人手不足の医局もあるとは思いますが、市中病院と比較するとまだマシ!

という声が市中病院勤務の医師から聞こえてきます。

経験を積むことができる

医局に所属する最大のメリットだと思います。

  • 大学病院:希少疾患が経験できる
  • 市中病院:common diseaseが経験できる

上記のような傾向にあります。

珍しい症例や手術経験など、医師としての財産になる経験を積むことができます。

各分野のスペシャリストが揃っており、診断・治療方針の決定に苦慮した場合に

すぐに各分野のスペシャリストの意見を聞けることは大変大きなメリットになります。

失業するリスクが低い

ちばぽん
ちばぽん

医者で失業!?

なんて思いませんか?!

クビが切られてしまうこともあります。

市中病院はいつ仕事がなくなってしまうか分かりません。

退職を余儀なくされることもあります。

その点医局は退職を強いられたり、就職活動しなければならないこともありません。

留学するチャンスがある

人によっては海外留学してみたいと考える方もいると思います。

市中病院はなかなか海外留学は難しいと思いますが

医局に所属すれば研究留学という形で海外生活を経験することもできます。

入局する医局を選ぶポイント3選

  • 医局内に子育てと両立しながら働いている女医ママさんがいるか?
  • 関連病院はどこにあるか?
  • 入局者・医局員の人数

医局内に子育てと両立しながら働く女医ママさんがいるか?

医局内に子育てと両立しながら働く女医ママさんがいるか?必ずチェックです。

医局内に居ない場合は、出産後復職ができず退局していたり、

医局内の理解が進んでいなかったり。。。

自分が入局後に困った場合に相談できる先輩が居ると

悩んだ時に相談相手にもなってもらえます。

関連病院はどこにあるか?

関連病院は、人事異動先になる可能性がある病院です。

全国に人事異動先があるのか?県内や都内のみなのか?

医局により異なりますので必ず確認を。

入局者・医局員の人数

毎年何人の入局者がいるか?医局の先生は人数がどれくらいか?確認をお勧めします。

毎年数人でも入局者があればOKです。

入局者が居ない年がある医局ですと、下働きの年数が長くなる可能性があると思います。

医局の先生の人数は●人以上が良い!など明確な基準はありません。

関連病院の数や地方か都心か等によって異なってくるためです。

全体の雰囲気として人数がいるか見学に行った際にきちんと対応してもらえるか

等で判断されると良いと思います。

見学に来た先生の対応ができないほど人数ギリギリの医局はやめたほうが良いと思います。

まとめ

医局に所属する医師が教える!医局のデメリット・メリットと入局先を選ぶポイント3選

について解説しました。

医局のデメリット
医局のメリット
  • お給与が安い
  • 医局ならではの業務がある
  • 人事異動
  • 専門医試験受験資格を獲得しやすい
  • 産休・育休後も復職しやすい
  • 経験を積むことができる
  • 失業するリスクが低い
  • 留学するチャンスがある
入局する医局を選ぶポイント3選
  • 医局内に子育てと仕事を両立する女医ママさんがいるか?
  • 関連病院はどこにあるか?
  • 入局者・医局員の人数
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この記事を書いた人

眼科医8年目。地方の大学病院勤務。出産後に眼科専門医取得し2023年4月よりフリーランスに転職。趣味は子連れ旅行。
子育てと仕事を頑張る女医さんに役立つ情報発信(たまに子連れ旅行)をテーマにブログ書いています。

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