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【実体験】「2人目育休から復職しました」女性医師のリアルな1か月レポート

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目次

はじめに〜どうしてこの記事を書くのか?〜

「二人目の育休明け、ちゃんと復職できるんだろうか?」

1人目のときよりも不安が大きかったのが、2人目の育休からの復職でした。
上の子の世話はあるし、夜泣きもまだある。

保育園の送り迎えは?職場は?そもそも夜泣きで寝れてない!……と、復職前の私は心配ごとで頭がいっぱいでした。

ネットで「二人目 育休 復帰 医師」と検索しても、あまり具体的な体験談が出てこなくて。
「誰か、リアルな生活を書いてくれてたら助かるのに」と思っていたのをよく覚えています。

今回の記事では、私が実際に2人目の育休から復職したときのリアルな日常や心の揺れ、そして乗り越えた工夫をまとめてみました。

同じように不安を抱えている方の、少しでも参考や安心になれば嬉しいです。

復職前の気持ちと準備

1人目のときは、とにかく「初めて」づくしで、産休も育休も必死で駆け抜けた感じでした。
でも、2人目は「流れがわかってる分、少しは余裕かも?」なんて思っていたのもつかの間……全然そんなことなかったです(笑)。

実際には、上の子(当時4歳)の子育てが、思っていた以上に手強かったんです。
いわゆる“4歳の壁”というやつで、感情が複雑になり、理屈っぽくなる一方で、思い通りにいかないとすねて動かなくなったり、「ママ、赤ちゃんばっかり見てる…」なんてことを言われたりもして。

赤ちゃんとの生活を回しながら、上の子の心のケアも必要で、
正直「これで本当に仕事に戻れるの?」と不安でいっぱいでした。


そんな中で赤ちゃんのお世話もしながら「そろそろ復帰か…」ってなると、子供を保育園に入園させることへの寂しさもあり、正直ちょっと現実逃避したくなりました。 

では、実際私がどんな準備をしたか?ご紹介します!
リアルな我が家の例です、正解じゃないけどご参考までに

📅 復職スケジュールは【7割】を意識せよ

復職時期が見えてきた頃、まず最初にやったのは勤務先とのスケジュール調整でした。
1人目のときは「なるべく迷惑かけないように」「早く戦力にならなきゃ」と思って、けっこう頑張りすぎてしまったんです。

でも今回は、あえて【7割の力で回せる勤務】を意識しました。


✍️ 夫との話し合い、何度もしました

1人目のときは、私が完全に“主担当”で動いていましたが

1人目と2人目の保育園が別園になったこともあり
「これを2人分でやったらさすがに破綻する」と悟って、夫と何度も話し合いました。

  • 朝のルーティンは誰が何をするか
  • 熱を出したらどっちが仕事を休むか
  • 送り迎えはどうするか

復職までに何度も話し合いと、それ以外にも1人頭の中でシミュレーション大会しました(笑)。
お互いの予定をすり合わせながら、予定と分担を決めました。

話し合いで決めた予定と夫婦の分担はこちら!

お互いの疲れ具合や、状況によって柔軟に変えています。

🧸 保育園問題も意外と悩ましい

下の子の保育園が無事決まったのはありがたかったけど、
「上の子と園が別々」になってしまって、送迎動線の検討も必要に。

曜日や天気によって
「朝は夫が下の子、私は上の子を送る」みたいな分担を細かく決めて落ち着きました。

🧠「いつも通り」は通用しないと心得る

復帰直後って、仕事そのものよりも、生活全体の調整にエネルギーが吸い取られるんですよね。

  • 朝は4歳児の登園準備+赤ちゃんのお世話でドタバタ
  • 出勤までにすでに1ラウンド終わったような疲労感
  • 日中は仕事、でも頭のどこかで「今日は誰か熱出さないかな…」って心配
  • お迎えから寝かしつけまでノンストップ
  • 夜は家事 or 子どもが寝なくて再戦

この生活に、フルパワーの仕事をねじ込もうとすると、どこかが崩壊します。
だからこそ、「7割くらいで回る余白」を持っておくのが大事だと実感しました。


🔄 実際にやった復職前の工夫

  • 勤務日数は週5だけど午後休みの日を設ける
    • 午後フリーが、熱対応や通院にも余裕が出ます。
  • 会員制のシッターサービスに入会
    • 病児保育も対応してくれる為、もしもの時に安心
  • 子連れ出勤が可能な職場を探した 
    • もしもの時に子供同伴で出勤します。数は少ないですが、あります!!
  • 顔見知りのシッターさんを探した
    • シッターさんのマッチングサービスで育休中に短時間でシッター利用し、信頼関係が構築できる方を探しました

💬「7割主義」にしてよかったこと

思いがけないトラブル(子どもの発熱・保育園トラブル・自分の体調不良)があっても、
「予定に余裕がある、午後は仕事がない」と思えていたことで、気持ちにだいぶ余裕が持てました。

子供にとっても保育園の在園時間が減らせたり、習い事に平日通えたりメリットがあります。

職場に迷惑をかけてしまう頻度も減るかな?と期待しています。

最初から120%で詰め込むよりも、7割スタートで「余白」を作っておくことで、結果的にうまく回せたように思います。

復職初月を乗り越えた工夫や、今でも大変なこと

復職初日、久しぶりに白衣に袖を通した瞬間は、ちょっと背筋が伸びて「よし、がんばろう」と思ったんです。
でも、そんな新鮮な気持ちは束の間、現実はそんなに甘くなかったです(笑)。

医師としてはかなり育児に比重を置いた余裕を持ったスケジューリングですが、毎日バタバタして夜は子供と一緒に寝てしまいます。

どんな1日を過ごしているのか気になりませんか?
平日のリアルな1週間をご紹介!


🌀 初月は“乗り越える”というより“しのぐ”感覚

1ヶ月目は本当に目まぐるしくて、

  • 朝の登園ラッシュで汗だく
  • 保育園に預けた直後に「お熱です、すぐ迎えに来てください」の電話
  • 久しぶりの外来業務で思考回路がショート
  • 仕事終わってダッシュでお迎え → 習い事→帰宅・ご飯 → お風呂 → 寝かしつけ → 母は気絶
  • 夜泣き

毎日が常にバタバタ。。。

復職することで生活にメリハリがつき精神的には良かった面もありましたが、2人目の夜泣きもあり体力的にはかなりきつかったです。


✅ 復職を乗り越えるためにやってよかった工夫たち

1. “完璧な自分”をあきらめた

復帰後しばらくは、仕事も育児も「6〜7割できてたら合格!」と割り切りました。
夕飯が冷凍うどんでもOK。返信漏れたLINEがあってもOK。
完璧主義を手放すことで、罪悪感に飲み込まれずに済みました。

2. 「できない前提」で7割でスケジュールを組んだ

復職前の準備でも書きましたが、やっぱりこれにつきます。

育児を優先したい女医ママさんには常勤で週3−4日や、非常勤勤務を強くおすすめしたいです。

私自身、1人目出産後の復職は大学病院フルタイムで勤務しましたが限界を感じ今の働き方に変えています。

働き方を変えた感想や転職に役立つ下記記事もご参考までに。

子どもの体調不良がいつ来てもいいように、勤務やタスクには常に余裕を意識。
“空白の1日や空白の午後”を作っておくと、想定外が起きたときにもパニックにならずに済みました。

3. 育児シェアは“話し合い”じゃなく“仕組み化”

「その日どうする?」じゃなく、「火曜朝は夫が送る」「木曜夜は私が寝かしつけ」などルール化。
いちいち話し合わなくて済むぶん、ストレスも激減。

でも忘れることもあるので家族間のコミュニケーションは意識しています。


😅 今でも正直、大変なこと

  • 子どもが同時に風邪ひいたときのカオス
     上の子→下の子→夫→私…と順番に体調を崩すループ、恒例行事になりつつあります。
  • 自分の時間がない
     育休中よりむしろ「時間なさすぎ!」って思う日が増えた気がします。
     でもその分、子どもの寝顔を見ながら「今日も乗り切ったな」って思える瞬間が、ちょっとだけご褒美です。

最初の1ヶ月は“正解”よりも“継続”が大事かなと思います。
毎日がリハビリみたいだけど、少しずつ「私たちのペース」ができてきます。

2人育児×医師 を続ける上で大事にしていること

正直、毎日「今日もどうにか終わった…」と、ふうっと息を吐く日々です。
時間にも気持ちにも余裕はそんなにない。
だけど、それでも仕事を続けていたいと思えるのは、いくつかの“自分なりの軸”があるからかもしれません。


🎯 ①「何を大事にしたいか」を明確にしておく

すべてを完璧にやろうとすると、どこかで自分が潰れてしまう。
だからこそ、「私は何を優先したいのか?」を常に意識しています。

  • 子どもと笑って過ごす時間
  • 医師としての責任とやりがい
  • 家族の健康と、自分の健康

全部は無理でも、“一番大事なもの”を見失わないように。
軸があるだけで、選ぶときにブレなくなります。


🤍 ②「できない日があって当たり前」と思っておく

朝から寝るまで全部がグダグダだった日もあります。
上の子にイライラして自己嫌悪、下の子の夜泣きで全く寝られず、疲れて泣きたくなる日も。

でも、そんな日は「今日は仕方ない」って思うようにしています。
できなかったことより、「今日もやりきった自分、えらい」って言ってあげることにしました。


🧘‍♀️ ③ 「立ち止まれる瞬間」をわざと作る

忙しい毎日の中で、ふと自分を見失いそうになるとき、
ほんの少しでもいいから立ち止まる時間があると心をリセットできます。

  • 保育園に送ったあと、1人で深呼吸する3分
  • 子どもが寝たあと、あったかいお茶を飲む時間
  • 夫と交代で“オフの日”をつくって1人で1時間ランニング

一見小さなことでも、自分を大事にする時間はとても大きな意味を持ちます。


💬 最後に:これから復職を迎えるあなたへ

2人育児と仕事の両立は、たしかに簡単じゃないです。
だけど、“簡単じゃない”ということを前提にしながら、
自分なりのペースとやり方を見つけていけば、きっと大丈夫だと思います。

最初は「無理かも」と思った日々も、気づけば“回る形”ができてきます。
その過程も含めて、あなたの働き方・生き方になるはずです。

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この記事を書いた人

眼科医8年目。地方の大学病院勤務。出産後に眼科専門医取得し2023年4月よりフリーランスに転職。趣味は子連れ旅行。
子育てと仕事を頑張る女医さんに役立つ情報発信(たまに子連れ旅行)をテーマにブログ書いています。

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