医師として働きながら子育てをするママ医師の皆さん、毎日本当にお疲れ様です。仕事にやりがいを感じつつも
働き方に悩むことはありませんか?
今回の記事では、今よりもっと自分らしく、そして心にゆとりを持って働けるようになるための具体的なアイデアを7つご紹介します。
すべてを実践する必要はありません。
あなたとご家族に合った方法を見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてください。
目次
現職場の非常勤勤務に切り替える
今の職場で働き続けたいけれど、常勤での勤務は難しいと感じているなら、非常勤勤務への切り替えを検討してみましょう。
多くの病院やクリニックでは、医師の確保が課題となっているため、非常勤でも経験のある医師を求めていることが多いです。
例えば、週2~3日の勤務や、午前中のみの勤務など、ご自身の希望する働き方を上司に相談してみる価値は十分にあります。
非常勤に切り替えることで、勤務日数を減らし、子育てや家事に使える時間が増えます。
収入は減るかもしれませんが、その分精神的なゆとりが生まれ、結果的に仕事にも前向きに取り組めるようになるかもしれません。
当直・オンコールなしの常勤に転職する
子育て中のママ医師にとって、当直やオンコールは大きな負担になりがちですよね。
子どもの急な発熱や看病が必要な時に、そばにいてあげられない…
もし今の職場で当直・オンコールの免除が難しいなら、当直やオンコールがない常勤医を募集している医療機関への転職を視野に入れてみませんか?
ワークライフバランスを重視したいママ医師にとって、選択肢となるのは以下のような職場です。
これらの職場では、比較的勤務時間が固定されており、 子育てと両立しやすい職場が多いです。
職場を変えることで、心にゆとりが生まれ、結果的に仕事にも子育てにも前向きに取り組めるようになるはずです。
希望条件に合う職場を見つけたり、職場のリアルな雰囲気を知るには、医療業界の内部事情に詳しい転職エージェントの活用がカギになります。
非公開求人を含む豊富な情報を持っており、あなたの希望を丁寧にヒアリングした上で、最適な職場探しをサポートしてくれますよ。
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時短勤務を選ぶ
育児・介護休業法では、3歳未満の子どもを養育する従業員に対し、原則として短時間勤務制度(時短勤務)の利用を認めています。
この制度を利用すれば、1日の勤務時間を短縮し、保育園のお迎えなどに間に合わせることが可能になります。
時短勤務は、今の職場で働き続けながら、子育てとの両立を図るための有効な選択肢です。
ただし、勤務時間が短くなる分、給与が減額されることや、業務の分担について職場との調整が必要になる場合もあります。
事前に職場の制度をよく確認し、上司や同僚としっかりと話し合うことが大切です。
正職員としての立場を保ちながら、勤務時間を短縮できるため、 仕事と育児のバランスをとりやすくなります。
オンライン診療を取り入れる
オンライン診療は、通勤の必要がないことが最大のメリットです。
自宅で診療業務ができるため、育児との両立を図りたいママ医師にとって非常に親和性の高い働き方といえます。
また、予約枠に比較的余裕のある職場であれば、 子どもの急な体調不良や家庭の事情に合わせてスケジュールを調整しやすい点も大きな利点です。
一方で、お給与が安い傾向があることや、検査や直接診察が行えないため、提供できる医療の範囲が限られるというデメリットもあります。
オンライン診療の求人探しは医師転職ドットコムを利用しましょう。
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フリーランス医師として柔軟に働く
特定の医療機関に属さず、フリーランスとして働くという選択肢も、ママ医師の働き方をより柔軟にする一つの方法です。
フリーランス医師は、スポットの求人や健診業務、産業医業務など、自身のスキルや希望に合わせて仕事を選べます。
働く時間や曜日、場所を自分でコントロールできるため、子育てのスケジュールに合わせて仕事を入れることが可能です。
収入が不安定になるリスクや、社会保障面での違いがあるため、事前にしっかりと情報収集を行い、ご自身のライフプランに合った選択かどうかを慎重に検討しましょう。
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医療×教育・情報発信など“非臨床キャリア”も視野に
臨床以外にも、医師としての知見を活かせる働き方は増えています。
例としては、noteやInstagram・Youtube運用、育児や医療テーマでのセミナー登壇、 医療監修、執筆活動など。
年々、これらの非臨床キャリアで活躍している医師は珍しくありません。
育児と両立しやすく、自分の得意を活かして社会貢献できる道です。
働き方に悩んだら、キャリア相談を利用する
一人で働き方の悩みを抱え込まず、キャリア相談を利用してみることもおすすめです。
医師専門の転職エージェントや、キャリアコンサルタントは、医療業界の現状や求人情報を熟知しており、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスをしてくれます。
私自身も働き方に悩んだ時、キャリア相談をきっかけに働き方を変えた経緯があります。
転職活動とは異なり、客観的な視点から自分の強みや希望を整理し、新たなキャリアの方向性を見つけるきっかけになるかもしれません。
プロに相談することで、漠然とした不安が解消され、具体的な行動へと移しやすくなるでしょう。
私は民間医局での面接をきっかけに働き方を変えました。
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まとめ
この記事では、ママ医師が今よりもっとラクに働くためのアイデアを7つご紹介しました。
どの選択肢も、メリットとデメリットがあります。
大切なのは、あなた自身とご家族の状況、そして医師としてどのような働き方をしたいのかをじっくりと考え、最もフィットする方法を見つけることです。
この記事が、あなたのより良い働き方を見つけるための一助となれば幸いです。
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