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地方は医師求人 少ない

地方在住だが、なかなか良い求人がない

地方は子育てと両立しやすい職場があまりない

こうした不安を感じる女医ママは少なくないのではないでしょうか。

求人サイトで検索してみても、都市部に比べて表示される求人数が少なく感じる方も多いはずです。

実際のところ、地方は医師が不足している地域が多く、需要そのものは決して低くありません。

それにも関わらず、「求人が少ない」いくつかの構造的な理由があります。

この記事では、地方の医師求人が少ない理由を整理したうえで、実際に地方で求人を探す方法について解説します。

目次

地方は医師求人が少ない理由

地方は医師不足が叫ばれているにもかかわらず、なぜ求人が少ないように感じられるのでしょうか。

ここでは主な3つの理由を解説します。

理由1:医局のパワーが強い

地方の基幹病院や公的病院の多くは、大学医局からの派遣によって医師の配置が決まっています。

特に九州東北はいまだに医局の力が強い傾向にあり医局が人事権を握っています。

病院側が医師転職エージェントを通じて公募をかける必要性が薄く、表立って求人情報が出回りにくい構造になっています。

求人が「ない」のではなく、医局人事という非公開のルートで埋まってしまっているために、表に出てこないだけともいえます。

理由2:人口が少ない

地方は都市部と比べて人口そのものが少なく、医療機関の絶対数も少なくなります。

それだけ求人の絶対数も限られてくるのは当然のことです。

さらに、人口減少や高齢化が進むエリアでは、外来患者数の減少や診療科の縮小によって、医師の新規採用そのものが控えられる傾向もあります。

地方では選択肢自体が限られやすいのが実情です。

理由3:医療機関が赤字

地方の医療機関は、患者数の減少や診療報酬の制約により、経営が厳しい状況に置かれているところが少なくありません。

8割の病院が赤字ともいわれる昨今、経営体力の乏しい地方の医療機関では、新規の医師採用にかける予算を確保しづらいという事情があります。

人手が不足していても、医師を新たに雇う余力がない医療機関もあります。

「本当は医師が欲しいが、求人を出す余裕がない」という医療機関側の事情も、地方求人が少なく見える一因となっています。

地方で求人を探すには?

地方の求人が表に出にくい構造があるとはいえ、探し方を工夫すれば、地方で希望に合う求人に出会うことは十分可能です。

ここでは代表的な3つの方法を紹介します。

1:地方求人に強い医師転職エージェントを利用

地方の求人は非公開求人として扱われていることが多いため、地方エリアに強い医師転職エージェントに登録し、情報網を広げておくことが有効です。

なかでも民間医局は、地方転職に強みがある医師の転職支援を行っている老舗エージェントで、全国16ヶ所に拠点があり地方の基幹病院や公的病院とのパイプが強いのが特徴です。

地方への転職を考え始めたら、まずは登録して情報収集をしておくとよいでしょう。

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2:医局に所属し続ける

地方の求人の多くが医局人事によって決まっている以上、その地域で影響力が強い医局に所属し続けることも、地方勤務への近道の一つです。

医局に在籍していれば、人事担当の教授や医局長に「⚪︎⚪︎(具体的な地名)で働きたい」という希望を伝えておくことで、関連病院への派遣という形で希望する病院への勤務が実現するケースがあります。

「医局ルート」異動できる点は、医局に所属する大きなメリットといえるでしょう。

ただし、赴任先や時期を自分で完全にコントロールできない点は留意しておく必要があります。

3:知人からの紹介

医局の先輩・同期や、学会・研修医時代のつながりなど、知人からの紹介も地方求人を見つける有効な手段です。

実際にその地域で働いている医師からの紹介であれば、求人票だけでは分からない病院の内部事情や、地域医療機関ならではの雰囲気を事前に把握できるメリットがあります。

「知り合いの医師が辞めるタイミングで後任を探している」といった、公にはならない求人情報が知人経由で回ってくることも少なくありません。

地方で子育てをする女医ママはどうする?

地方勤務を検討する際、子育て中の女医にとって特に気になるのが「子育てとの両立ができる環境かどうか」という点でしょう。

医師需要は高いけれど、求人数が少なく、医局の力が強いため「希望条件に合う求人」が都心部と比較し見つかりにくい傾向があります。

女医ママに地方勤務のメリット

  • 託児室有りなど、スペースのゆとり
  • 車通勤がOK
  • 子育てに理解がある風潮がある地方もある

一方で地方は医療機関の敷地や院内にゆとりがあるケースが多く、車通勤が可能な施設や、子育て世代のスタッフに理解のある職場文化が根付いていることも少なくありません。

地方ならではの生活のしやすさを感じる女医ママも多いようです。

地方エリアに強いエージェントへの登録と併せて、「時短勤務可」「当直免除」「車通勤OK」といった希望条件を具体的に伝えておくことが、子育てと両立できる勤務先を見つける近道になります。

まとめ

この記事では、地方の医師求人が少なく見える理由と、実際の探し方を解説しました。

地方求人が少ない理由は以下3つが考えられます。

  • 医局の影響・パワーが強い
  • 人口減少
  • 病院が赤字

その中で地方へ医師が転職する場合、求人の探し方は以下の通り。

  • 地方に強い医師転職エージェントを利用
  • 医局に所属する
  • 知人からの紹介

地方は求人サイト上の見た目の件数だけでは測れない、水面下のニーズが多く存在するエリアです。

まずは地方求人に強いエージェントへの登録から、情報収集を始めてみることをおすすめします。

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ちばぽん
眼科医兼ブロガー
眼科医。第1子産後に専門医取得。大学病院フルタイムで勤務するも両立に失敗。現在、非常勤。「女医ママが仕事と育児の両立を目指す」上で役立つ情報をブログで発信中。
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