「当直・オンコールが辛い」女医ママへ。限界を感じた時の選択肢

当直・オンコールが辛い

そう感じながらも、女医ママだから仕方ないと我慢していませんか?

医師にとって当直やオンコールは当たり前とされがちですが、育児と両立する中で、その負担は想像以上に大きくなります。

体力的にも精神的にも限界を感じている。

でも「免除は甘え?」「キャリアに響く?」と不安になる。

この記事では、当直・オンコールが女医ママにとって辛い理由と、限界を感じたときに考えたい現実的な選択肢を整理します。

今の働き方にモヤモヤしている方のヒントになれば幸いです。

目次

なぜ当直・オンコール女医ママには辛い?

当直やオンコール勤務は、医師であれば誰もが経験するもの。

でも、子どもを持つ女医にとっては、それが何倍もの重さになって肩にのしかかってくることがあります。

1.体力的な負担

夜間の当直明け、そのまま通常業務に入る—それが「普通」とされている医療現場。

独身や子どものいない頃は、なんとか乗り越えてきたかもしれません。

でも、ママになった今は違いますよね。

  子供が小さいと、夜泣きで慢性的な寝不足

  当直中、仮眠もままならないまま帰宅するも続けて家事育児

慢性的な寝不足の中で仕事と家事育児をすることが、どれだけ大変か。

寝不足が続けば体調も崩しやすくなる。

でも「休む」という選択肢は、簡単には取れないのが現実です。

2.精神的な負担

つらいのは、体力だけではありません。

  子どもが熱を出しているのに当直
  一緒に寝てあげられない
  「ママいないの?」と言われる

子育て中に当直をする女医ママは、子供の寂しい想いを背負って頑張っています。

さらに、オンコールには特有の大変さが。

電話が鳴るかどうか、常に気を張るオンコールの精神的緊張。

お休みの日なのに、ママ行っちゃうの?

いざ呼び出しがあった際には、子供側も気持ちを切り替えるのに一苦労。

母としての罪悪感と医師としての責任感の板挟み。

これが、女医ママ特有のしんどさだと私は感じています。

3.「やって当たり前」という職場の空気感

声に出さなくても、なんとなく伝わってくる空気。

皆んなやっているんだから

子供がいるからって特別扱いできない

女性医師であれば、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?

その雰囲気の中では、しんどいと感じても言い出せないんですよね。

「迷惑をかけたくない」「わがままだと思われたくない」そんな気持ちが積み重なって、限界になっても「大丈夫です」と言い続けてしまう。

その職場の空気が、「子育てしながら当直きつい」「子育てしながらのオンコール大変」と感じる原因ではないでしょうか?

当直・オンコール免除は甘え?

当直・オンコールの免除は甘えなのだろうか。

このように感じたことはないでしょうか?

答えは、100%甘えではありません。

人生のフェーズによって、優先順位は変わります。

・専門医取得を最優先にする時期
・研究に集中する時期
・育児に比重を置く時期

どれも間違いではありません。

医師という仕事は、長いキャリアです。

数年ペースを落としたからといって、すべてが終わるわけではない。

むしろ、無理を続けて体調を崩したり、家庭が壊れる方が、よほど大きな損失です。

今の自分に合わない働き方を見直すことは、甘えではなく当たり前です。

当直・オンコールに限界を感じたら現実的な選択肢3つ

1.職場に相談する

まず試してほしいのが、職場への相談です。

言いにくい。。。

どうせ変わらない

と諦めてしまう気持ち、すごくわかります。

でも、声に出さない限り、周りはあなたが限界だと気づけないことも多いんです。

上司への直接相談が難しければ、女性医師支援の窓口を活用するのも一つの手。

病院の制度として当直免除や回数軽減が認められているケースもあります。

まずは「交渉できる余地があるかもしれない」という視点を持ってみてください。

2. 当直・オンコールがない常勤へ転職

「当直なしで常勤として働きたい」そう思うことは、決してわがままじゃありません。

実は、当直・オンコールなしの常勤ポジションは、探してみると意外とあるんです。

健診センター、産業医、クリニック、リハビリ病院、緩和ケア病棟など、夜間対応が不要な職場は多岐にわたります。

急性期じゃなかったらキャリアが終わるのでは?

と感じるかもしれませんが、ママになった今、優先すべきことが変わっても何もおかしくない。

体力的に無理のない環境で働き続けることが、長いキャリアにとってプラスになることも多いです。

転職を考える際は、女性医師の転職実績がある医師専門の転職エージェントに相談するのもおすすめ。

自分では気づかなかった選択肢を提示してもらえることもありますよ。

3. 非常勤になるor転職する

常勤にこだわらず、非常勤という働き方を選ぶのも一つの賢い選択です。

週3日勤務、午前のみ、特定の曜日だけなど、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に設計できるのが非常勤の大きなメリット。

所属が無くなることの不安や社会保障への不安はあると思います。

でも、保育園の送迎を無理なくこなせて、自分の体調を整える余裕が生まれる。

そのゆとりが、仕事のパフォーマンスにも子育てにも、いい影響をもたらすことがあります。

「非常勤=妥協」ではなく、「今の自分に最適な働き方を選んだ」という自信を持っていいんです。

非常勤に転職する際は、非常勤に強みを持つ医師転職エージェントに相談しましょう。

当直・オンコールなし求人はどこで探す?

1. 知人からの紹介

医師転職の求人は、知人や同僚からの紹介で見つかるケースもあります。

実際にその医療機関で働いている医師や、過去に関わりのあった医師からの紹介は、職場の雰囲気や実際の働き方が分かりやすいという大きなメリットがあります。

一方で、紹介の場合は「条件の交渉がしにくい」「断りづらい」と感じることもあります。

好条件に見えても、自分のライフスタイルに本当に合っているかを冷静に見極めることが大切です。

2. 転職エージェントを活用する

当直オンコール無しの求人探しで、特に子育て中の女性医師におすすめなのが、医師転職エージェントの活用です。

医師転職エージェントを利用することで、下記のような内部事情を踏まえた求人紹介を受けることができます。

・医療機関の運用体制はどうか?

・子育て中の医師が実際に働いているか?

・職場の雰囲気は良いか?

・子育てに理解がある職場か?

また、医師転職エージェントを利用すると下記を代行してもらえる為、忙しい子育て中でも効率よく・無理なく求人を探せるのも大きなメリットです。

・勤務日数や時間の調整

・給与面の条件交渉

・面談・見学の日程調整

「今すぐ転職するつもりはないけれど、情報収集したい」という段階でも利用できるため、人気求人はすぐ埋まる傾向があります。

訪問診療を選択肢のひとつとして考え始めたタイミングで、早めに相談しておくことがおすすめです。

業界最大級の求人数で当直オンコール無し求人も◎!

まとめ

当直・オンコールが辛いと感じるのは、弱さではありません。

✔ 体が限界を知らせているサイン
✔ 心がバランスを崩しているサイン

かもしれません。

当直やオンコールをしながら家事育児をすることは想像以上に大変です。

  職場に相談する

  当直オンコールなし常勤に転職

  非常勤になる

これらの選択肢を検討してみてください。

今の環境がすべてではありません。
選択肢は、想像しているよりも多いのです。

どうか、「限界」を我慢で塗りつぶさないでくださいね。

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ちばぽん
眼科医兼ブロガー
眼科医。第1子産後に専門医取得。大学病院フルタイムで勤務するも両立に失敗。現在、非常勤。「女医ママが仕事と育児の両立を目指す」上で役立つ情報をブログで発信中。
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