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専門医資格取得は出産後?出産前?

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こんな方にオススメの記事です
  • いつ専門医を取得するべきか悩んでいる女医さん
  • 出産後に専門医取得を目指す女医さん
  • 専門医取得後に出産を考えている女医さん
永遠のテーマ?
目次

はじめに

初期研修を終え各々の診療科の後期研修に入るとまず目指すことになるのが専門医資格の取得

いつ専門医資格取得するのか?結婚出産は専門医資格取得の前?後?

どの診療科の女医さんも考える永遠のテーマかもしれませんね。

人それぞれのキャリアプランや人生なので正解はありません

予定通りに行かないこともあります。

そこを踏まえ私自身も専門医資格取得前に相当悩んだ経験があるので、この記事が同じ様な悩みを抱えている女医さんの参考になれば嬉しいなと思います。

出産前に専門医資格を取得する

デメリット
メリット
  • 出産が遅くなる
  • 専門医試験前の勉強時間確保がしやすい
  • 医師としてのキャリアを進めやすい

出産前に専門医資格を取得するデメリット

出産が遅くなる

医学部6年間、初期研修2年、後期研修3-6年(診療科によって異なる)となると

医学部現役合格の先生でも早くて29歳以降に専門医試験受験となります。

診療科によっては後期研修6年目で専門医試験受験資格を満たす診療科もあり (皮膚科など)

その後に出産となると30歳過ぎてからの出産になります

出産前に専門医資格を取得するメリット

専門医試験前の勉強時間確保しやすい

日常診療の合間を縫って勉強するわけですから、それだけでも専門医試験対策勉強をするのは大変です。

お子さんが生まれてから専門医試験勉強をするとなると

仕事・育児後のわずかな時間しか試験対策に当てられないため、

出産前に専門医試験受験の方が勉強時間確保はしやすいです

医師としてのキャリアを進めやすい

後期研修はいよいよ希望する専門診療科で臨床経験を積む期間となります。

病棟管理や手術など、時間外対応や緊急呼び出しなどは日常茶飯事です。

ただその1日1日の経験や学びが、自分自身のキャリアにつながります。

その時期に仕事に没頭できることは最大のメリットかもしれません。

出産後に専門医資格を取得する

デメリット
メリット
  • 専門医試験勉強時間の確保が非常難しい
  • 医師としてもキャリアが遅れる
  • 時期を選ばず出産できる

出産後に専門医資格を取得する デメリット

専門医試験勉強時間の確保が非常に難しい

1番気になるのはきっとここですよね笑

仕事と育児を終えた後に机に向かって勉強するのは本当に本当に大変です。

勉強する時間も体力も残されていません笑

しかし、出産後に専門医資格の取得は不可能ではないです。以下の3つのポイントが必要です。

出産後に専門医試験合格するポイント

  • スキマ時間を活用する
  • 早めに試験対策を始める
  • 気合い

本当に大変ではありますが上手く時間を活用し努力すれば、ママさんでも必ず専門医試験合格できるのです

医師としてのキャリアが遅れる

出産すると産休育休で4ヶ月から2年 (人により異なる)診療から離れることになります。

後期研修中の貴重な臨床経験を積む時間ですので

専門医資格取得前に休むことで同学年の先生でも臨床経験・学会発表・論文など実績の差が出てくることがあります。

もちろん、復職後の働き方で子育てしながらキャリアもしっかり進めていく女医さんはたくさんいますのでご安心を。

出産後に専門医資格を取得するメリット

時期を選ばす出産できる

ご家族の希望や仕事の都合などいろいろタイミングを見計らっていると

妊娠出産の機会を逃してしまったり様々なタイミングが合わないこともあります。

出産後に専門医資格を取得でもいいかなと思える女医さんは

家族のタイミングやお子さんを授かったタイミングで出産できるかと思います。

年齢も比較的若い時期に妊娠出産のチャンスができることは最大のメリットですよね。

専門医資格取得をいつに? 決めるためにやるべきこと3選

  • キャリア目標を明確にする
  • 家族と相談する
  • 先輩に話を聞く

キャリアの目標を考える

出産後は育児という大変やりがいのある経験をすることができますが

一方で仕事と育児の両立が本当に大変です。

医師としてのキャリアを進めるのがゆっくりになったり、回り道に感じることもあるかもしれません。

自分のキャリア面での目標は何か?考えると良いと思います。

  • 「⚪︎歳までに●●手術が執刀できるようになりたい。」
  • 「大学院中は研究に集中したいな。」
  • 「何年かかっても良いから、●●できるようになりたいな。」 などなど。

家族と相談する

妊娠出産は自分のみならず家族の希望もあるかと思います。

旦那さんがいつ子供が欲しいか?自分自身がいつ子供が欲しいか?

そこを話し合ってみると専門医取得時期を決定する良い判断材料になります。

先輩に話を聞く

どうしても決め手に欠く場合は、同じ診療科の先輩女医ママさんに話を聞くと良いと思います。

  • 「絶対、出産前に専門医試験受けるべきだよ。勉強大変だよ?」
  • 「いやいや、出産してから専門医試験受けるべきでしょ。」 などなど。

意見が真っ二つです笑

専門医取得前と取得後の経験や考え方を教えてもらうことで

自分はどっちが良いか?大きなヒントをもらうことができます。

まとめ

今回は専門医資格取得は出産前?出産後?についてまとめました。

正解がなく、いろいろ悩ましい点だと思いますがご参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

眼科医8年目。地方の大学病院勤務。出産後に眼科専門医取得し2023年4月よりフリーランスに転職。趣味は子連れ旅行。
子育てと仕事を頑張る女医さんに役立つ情報発信(たまに子連れ旅行)をテーマにブログ書いています。

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