フルタイムで勤務しているけど
もっと育児の時間を確保したいなぁ。
良い働き方ないかなぁ。
こんな方のために、フリーランス医へ転職し子育てと仕事をしている私が
女医ママの働き方の一つの選択肢
を自らの経験を交えてご紹介したいと思います。
こんな人が書いた記事です
- 眼科医8年目
- 地方大学病院勤務→フリーランス医師
- 第1子出産後に眼科専門医取得
- 2022年に転職
目次
前提条件
- 女医ママ全員の最適解になるわけではない
- 仕事と育児の両立に悩む女医ママにおける働き方の最適解の1つ
結論 常勤週3日+定期非常勤が最適解!
常勤勤務週3日と定期非常勤勤務を週1-2日を組み合わせる
この働き方は常勤と非常勤を組み合わせることで、社会保障を受けつつ自由度の高い働き方になります。
希望に合わせ、契約する定期非常勤を半日〜調整することで平日フリーな時間を作ることができるのです!
下記のような、メリット・デメリットがあります。
- ボーナス無し
- キャリアアップはゆっくり
- 自分で勤務先を複数探す
- 社会保障有り
- 自由がきく
- フリーランスより収入が安定する
- 専門医資格更新しやすい
常勤週3日+定期非常勤のデメリット
ボーナス無し
- 各職場の労働条件により異なる
- ボーナスなしの職場が多い
常勤なので社会保障は有りになりますが、通常の常勤で保証されるボーナス支給がない職場が多いです。
ボーナス支給有無は就労規定によって定められていますので、ボーナス支給があるかないか就労規定を確認しましょう。
キャリアアップはゆっくりになる
常勤でも出勤日数が最低限なのでキャリアアップは遅れます。
最短でのキャリアアップを望む場合、この方法はデメリットの方が大きいと思います。
ある程度キャリアアップが済んでいる・目標達成している女医ママさん向けになりますね。
自分で勤務先を複数探す
問題点として週3日で常勤を募集している求人数は少ないです。
数少ない求人の中から希望条件に合う常勤週3日が見つかるかどうかがポイントになります。
定期非常勤についても同様、自分自身で探していくことになります。
この様に複数の求人を探し、内定をもらう手間はデメリットです。
自分だけで探すのは難易度が高いため医師転職エージェントを活用しましょう。
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常勤週3日+定期非常勤のメリット
社会保障を受けられる
健康保険・厚生年金・雇用保険への加入が可能
常勤勤務を行うことで会社員最大のメリットである社会保障がつきます。
ざっくり説明すると下記3点のメリットがあります。
- 健康保険
- 納める保険料が勤務先と折半になる (自己負担が軽い)
- 厚生年金
- 国民年金加入に加え厚生年金加入できる (老後の保証が充実する)
- 雇用保険
フリーランス医師は自由が利きやすいですが、これらの社会保障はつきません。
国民健康保険の負担感が増えたり、老後の年金は減り、失業・出産・育児中の保証が無くなってしまいます。
その反面、自由が効く平日を確保しつつ社会保障が付くため常勤勤務とフリーランス医双方のメリットが得られる働き方です。
自由が効く
常勤勤務週3日以外は何をするのも自由
常勤勤務週3日以外の平日2日間や土日は何をするのも、どんな勤務をするのも自由です。
例えば。
- 収入を優先したい場合
- 育児を優先したい場合
- 収入も育児もバランス重視
このように希望条件に合わせて組み合わせは自由です。
この働き方であれば平日時間ができるため「子供との時間を確保したい」「習い事をそろそろ考えている」など 仕事をしながら育児に時間を割くことが可能でしょう。
フリーランス医より収入が安定する
- 常勤勤務は解雇されるリスクが低い
- 非常勤勤務はお給与が高額
非常勤勤務は給与は高いですが、勤務先の都合で勤務が無くなることもあり不安定です。
常勤は給与は低いですが、余程のことがない限り解雇されることは無く労働者が守られています。
常勤週3日+非常勤勤務という働き方は、非常勤勤務があると収入が見込める かつ 万が一非常勤勤務が無くなっても常勤勤務が残るため収入が保証されます。
医師として最も収入見込める働き方ではありませんが、自由かつ給与も安定するため給与面でもメリットが大きいと言えます。
専門医更新がしやすい
週3日以上の常勤勤務があると専門医更新がしやすい
専門医資格更新は2022年10月1日から「日本専門医機構の専門医更新基準」に則った新専門医制度へ一斉移行しました。
学会のより更新基準が異なっていましたが、各科で方針が統一されました。
専門医資格更新には勤務形態は週3日以上の勤務が必要です。
常勤勤務を組み合わせることで専門医資格更新における勤務実態の項目はクリア可能です。
まとめ
常勤週3日+定期非常勤が女医ママの働き方の最適解になりうる
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