子育て中だと、やっぱり転職は不利ですよね？
これは、私自身も含め、女医ママから本当によく聞く言葉です。
勤務時間の制約、急な子どもの体調不良、夜勤やオンコールへの不安。
医師として働き方に不満があったとしても転職に一歩踏み出せずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
一方で最近は、週３日常勤や当直オンコール免除など以前よりも柔軟な働き方が選択肢として見えるようになってきました。
では実際のところ
- 医師転職の最新トレンドは？
- どんな転職条件なら上手くいく？
- どんな転職条件は難しいの？
- 女医ママの転職は本当に不利なの？
今回は、数多くの医師の転職を支援してきた医師転職ドットコムのご担当者4名と「女医ママの転職について」をテーマに対談をしてみました。
これから転職を考えている方はもちろん
今は動かないけれど、将来のために知っておきたい
そんな女医ママにも参考になる内容です。
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医師転職ドットコムについて
| 名前 | 医師転職ドットコム |
| 常勤求人 | 30,267件 |
| 非常勤求人 | 10,588件 |
| エリア | 全国 |
| 年代 | 20−60歳 |
| 強み | 圧倒的な求人数 初心者でも安心な丁寧サポート 女性医師の転職にも強み |
| 弱み | メール量が多い |
| おすすめ度 | |
| 公式サイト |
医師転職ドットコムは、医師専門の転職支援サービスとして、長年にわたり多くの医師のキャリア支援を行ってきた転職エージェントです。
子育て中の女医ママから支持される理由としてえ以下の３点があります。
医師転職ドットコムの特徴
女医ママの場合、勤務時間の制約や子育てへの理解、夜勤・オンコールへの不安など、求人票だけでは判断しきれない要素が多くなりがちです。
医師転職ドットコムでは、求人票だけでは判断できない情報を教えてくれたり、キャリア設計から転職までを一緒に考える支援を重視し、手厚いサポートが好印象。
求人数も圧倒的で、様々な選択肢の中から理想の働き方を叶えてくれます。
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今回は、医師転職ドットコムのご担当者４名 と「女医ママの転職」をテーマに対談させて頂きました。
対談メンバーのご紹介
医師転職ドットコム 非常勤担当 Iさん
医師転職ドットコム 常勤担当Tさん
医師転職ドットコム マーケティング部 Eさん
医師転職ドットコム マーケティング部 Kさん
【女医】仕事と子育て両立を目指すブログ運営者 ちばぽん
Q1. 女医ママにおける最近の医師転職市場のトレンドは？
医師転職業界のトレンドを教えてください。
A. 近年は医療業界の先行きが不透明であることを不安視し相談される医師が明らかに増えています。
背景には、病院勤務の長時間労働への疲弊や、将来を見据えた働き方を考える医師が増えていることがあります。
中でも子育て中の女性医師からの相談として、具体的には
- 産業医 (在宅含め)
- オンライン診療
- 週3−4日勤務
- 時短勤務
といった働き方へのニーズが高まっています。
医師業界の事情はこんなところにも反映されているとは。
Q2. 子育て中の女性医師からの相談は多いですか？
女医ママからの相談は多いですか？
A. 非常に多いです。
相談内容としては、勤務日数を減らしたい、当直・オンコールが大変という相談が最も多いです。
子育て中の女性医師と言っても、求める希望条件は医師により大きく異なります。
- オンコール・当直がない求人を探したい
- 夜間時間外はOK、報酬を上げたい
- 子育てしながら、手術も続けたい
- 自宅から通いやすい求人を探したい
といった相談がありました。
Q3. 子育て中の女医で、転職が成功しやすいケースには共通点がありますか？
女医ママが転職しやすいケース教えてください。
A. ありますよ！
成功しやすいのは、複数名体制のクリニックや都市部の求人です。
診療科別だと内科が転職しやすい印象があります。
また、専門医資格や一定の常勤経験がある医師、健診が対応できる医師は選択肢が広がりやすいですね。
そうは言っても、最も重要視されるのは人柄です。
先生のお人柄が問題なければ、診療科や専門医資格の有無は関係ないと言えます。
Q4. 逆に、難航しやすいケースはどんな場合でしょうか？
逆に、難航しやすいケースはありますか？
A. それもありますね。
一人体制の外来・病棟や、地方での時短勤務希望は難航しやすい傾向があります。
診療科で言うと、眼科を含めたマイナー科は業務内容が外来が中心になることが多く難航しやすいです。
週3勤務も、地域や医療機関によっては調整が難しくなることがあります。
ガーン💦眼科もそうなんですね。眼科はクリニック求人が多い印象があります。
実際、クリニック求人も多いです。
「転職＝クリニックに転職」をイメージされる先生も多くいらっしゃいます。
一方で、クリニックは受付終了時間が遅かったり、昼休憩が長い傾向にあります。
ようは、子育てとの相性が良くない傾向にありクリニック転職される女医ママさんたちは少ない現状があります。
Q5. 条件交渉で通りやすいもの・通りにくいものを教えてください
女医ママの転職において条件交渉で通りやすいもの・通りにくいものはありますか？
A. 比較的通りやすいのは、週3-4日勤務や当直・オンコール免除です。
一方で、朝の時短は、現場への影響が大きいため難しい場合が多いですね。
転職される医師と一緒に条件交渉を行なっていきますが、まだまだハードルが高い印象があります。
朝の時短は通りにくい条件交渉なんですね。
Q6. 最近、訪問診療が女医ママに選ばれている理由は何でしょうか？
訪問診療は女医ママさんたちが働きやすい環境が整った勤務先が増えてきています。
知りませんでした。最近、訪問診療が女医ママに選ばれている理由は何でしょうか？
A.常勤については週３常勤がOKだったり、女医ママのバックアップ体制が整っている求人があるからだと思います。
訪問診療は医療ニーズが高まっており求人数が多く、チーム制で業務を分担する病院も珍しくありません。
お子さんの急な体調不良や保育園からの呼び出しにも柔軟に対応してもらえる勤務先が増えてきています。
勤務設計の柔軟性が高く、オンコール免除や週4日勤務が成立しやすいです。
また、高単価である点も大きな魅力ではないでしょうか。
非常勤も訪問診療の全体求人数・マイナー科含めた専門領域の求人ともに増えてきています。
Q7.訪問診療への転職、どの診療科が有利？
訪問診療に挑戦する場合、どの診療科だと有利などありますか？
内科はもちろん、マイナー科含めどの診療科の医師でも転職可能です。
訪問診療が未経験でもOKなのも魅力ですね。
未経験から転職される場合、一般的な外来や病棟業務とは勤務スタイルが異なる為、経験された医師の経験談を聞いてみるなどおすすめです。
Q8. オンライン診療を希望する女医ママも増えていますか？
オンライン診療は女医ママのニーズが高いと感じています。相談や求人は多いでしょうか？
A. 在宅勤務やオンライン診療の希望は増えていますが、求人数自体は非常に少なく、募集が出てもすぐに充足する傾向があります。
オンライン診療の求人はここ2−3年で10件ほどでした。
メリットは自宅で働けることですが、報酬が低めだったり、出勤を求められるケースもあるため、事前に条件整理が必要です。
診療科としては小児科、皮膚科、精神科が多かったです。
Q9.子連れ出勤が可能な医療機関は増えてきていますか？
子連れで出勤できると、仕事と育児両立しやすいなと感じています。子連れ出勤が可能な医療機関は増えてきていますか？
A.増えてきています。当社でも子連れ出勤が可能な求人がございます。
提携のベビーシッターがいる・託児所がついているなど医療機関も増えてきており、子育てしながら勤務する環境は整ってきているが印象あります。
一方でまだまだ母数が少ないのが現状です。
医師転職ドットコムでは託児付き求人が9,000件以上、内閣府ベビーシッター券取扱い求人が400件あります。
Q10. 転職を成功させるために、事前に準備しておくべきことは？
女医ママが転職を成功させるために事前準備は必要ですか？
A. 事前準備は必要ありませんよ。まずは我々に相談して欲しいです。
敢えてあげるとすれば、家庭環境の整理でしょうか。
保育園や病児保育、家族・外部サポート体制が整っていると、採用側の不安が減り、交渉が進めやすくなります。
非常勤の場合、健診の勤務経験があると選択肢が広がる印象があります。
非常勤は急な休みが取得しにくい状況があるため、その時の対応を準備しておくと非常勤は決まりやすいと思います。
Q11.子育てに理解がある職場をどう見極めている？
子育てに理解がある職場ってどのように見極めていますか？
子育て中の医師がいるか？両立できている実績があるか？で判断しています。また、医療機関に情報提供を行った時、「どれほど前のめりで興味を持ってもらえるか？」そこの肌感も重要視しています。
コンサルタント内でお互いに情報共有も行なっています。
面接について
Q12.女医ママが面接で聞かれることはありますか？
女医ママが面接で聞かれやすい質問を教えてください。
A. お子さんの急な体調不良時の対応は聞かれやすい質問です。
面接の時に、この質問は想定しておいた方が良いと思います。
- 家族に預ける？
- シッターさんに預ける？
- 病児保育を利用する？
- 欠勤をする？
ポイントとしては現実的な対応を正直にお話しすることです。
入職後に面接時と異なる場合、医療機関側が「面接と実情が異なる」とトラブルになる可能性もあります。
Q13.医師転職ドットコムではどんな面接サポートを受けられる？
面接の事前準備はどんなサポートを受けられますか？
A. 面接の事前準備から当日まで丁寧にサポートいたしましす。
医師転職ドットコムの面接サポート
- 想定質問の提供
- 過去の面接事例の紹介
- 志望動機などの準備お手伝い
- 当日の面接同行
特に、非常勤転職では面接同行がない会社もありますが、当社は常勤・非常勤ともに担当者が面接同行いたします。
それは転職初心者でも安心ですね。
Q14. 子育て中の転職は、やはり不利なのでしょうか？
ズバリ、女医ママの転職は不利でしょうか？
A.一概に不利とは言えません！
A. 確かに子育てがある分時間的制約があり、ハードルになる条件はありますが、子育て経験が転職に生きる場合(小児科や子供・女性が来院する医療機関など)もあります。
医師自身の姿勢が評価されれば、十分に成功が期待できる領域だと考えています。
実際に当社で女医ママさんが転職成功されたケースは数えきれないほどありますので！
まずは相談してほしい
まずは我々にざっくばらんに、相談してほしいです。
一口に「子育て中の女性医師、歓迎！」と書いてあっても、どの程度需要されるのか医療機関によって異なります。
女性医師によって転職に求める希望条件は異なります。
希望条件を言いにくいと感じてらっしゃるのでは？と感じることがあります。本音をお話しいただいた方が、温度感も伝わり求人紹介もしやすくなります。
まとめ
子育て中の女医の転職は、「不利」なのではなく、その医師次第で結果が大きく変わるものだと感じました。
家庭環境を整え、自身の専門性や希望条件を整理し、柔軟な体制の職場を見極めること。
特に訪問診療、産業医の在宅勤務、オンライン診療は、女医ママにとって新しい選択肢だと感じました。
一人で悩み続けるより、まずは情報を取りにいくこと。
それが、キャリアと生活を両立するための第一歩になるのではないでしょうか。
医師転職ドットコムでは
- 週3−4日常勤：18,000件以上
- 時短勤務可能：1,200件以上
- 当直なし求人：13,000件以上
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- 内閣府ベビーシッター券有り：400件 (医師転職ドットコム公式サイトより引用)
子育て中の女性医師が働きやすい求人を沢山扱っており、丁寧なサポートが特徴の医師転職ドットコムに相談してみてはいかがでしょうか？
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